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No.09 浅間隠山/2009年11月8日
【 交通ルート 】

自宅 [ 茨城県南 ] → 常磐道 → 関越道・高崎IC → 一般道 → 二度上峠 → 浅間隠山・登山口

【 山行ルート 】

浅間隠山登山口 → 山頂 → 下山(往復登山)
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今日は、浅間隠山(あさまかくしやま)に行ってきました。

浅間隠山は、群馬県東吾妻町と長野原町の境にある山で標高1,757m。東吾妻側から見ると浅間山を隠してしまうところからその名がつけられたとされています。浅間隠山は、どこにでもありそうなピラミダルな山容をしており、遠目からでもすぐに発見することができます。

 
 

まずは、5時30分に起床。高崎インターで降りてそこから50キロほど一般道を走ります。

8時30分頃に現地に到着。登山口に行く途中の53号線沿いある紅葉が綺麗だったので、車を停めてその景色をパシャパシャ。橋の上から全景を見渡すことができます。



写真に見える橋を通って、二度上峠まで車を走らせます。



今回は、紅葉が見頃を過ぎたのを知ってて出かけました。見頃を迎えた紅葉もキレイで感動しますが、ピークを過ぎた紅葉もまた、晩秋の雰囲気を漂わせていて素敵だなぁと思いました。

浅間隠山の登山口に到着。駐車場は10数台ほどしか停めることができないので、早く行ったもの勝ちです。紅葉シーズンは、最低でも9時前には到着しておいたほうが駐車場に困らなくて済むと思います。

なお、登山口から車で少し上に進んだところにも、何台か停められる大きめの駐車場がありました。その駐車場では、ツアー客を乗せていると思われるバスも停まっていました。

さぁ、それでは準備を済ませて、9時30分に登山開始です!序盤は、狭い林道を登っていきます。

浅間隠山登山口
序盤は狭い林道を通っていきます

登るのがそれほど大変な山ではないことは事前の調査でわかっていましたが、アップダウンがきつい場所もあるので軽装で行くのはオススメしません。こういう山では、トレッキングポールが大活躍します♪

登山道は、二股に分かれている道が多く、一方は急登、もう一方はジグザグ(回り道)という感じで、中級者用、初級者用と、レベルに合わせてコースが用意されているので、体力に自信のないひとでもゆっくり登れば比較的、簡単に山頂に到着することができるでしょう。

道中は、熊笹だらけで、熊がでてくるんじゃないかと不安になります。今回は、単独行で少し心細かったので、途中から熊鈴をひとつから三つに増やして、ジャラジャラと鳴らしながら前へと進んでいきました。



時期的に落葉しているので、登山道は比較的、見晴らしの良い場所が多かったです。それでも、目指す先の浅間隠山の山頂は見当たらず、この時点ではどの方角にあるのかさえ把握していませんでした。



「地の声 きこえますか」と書かれた木を発見しました。浅間隠山には、ところどころに手書きの案内書きを見つけることができます。耳を澄まして、地の声を聞いてみましたが、僕にはなにも聞こえませんでした(笑)。



ラスト20分の急登はちょっとツラいです。かなり息切れしていましたが、徐々に視界に入ってくる山頂の景色に、歩く速度を緩めることなど僕には不可能でした。

曇っていた天候も徐々に晴れ間がみえはじめ、テンションも一気に上がってきましたっ。

山頂に着くと浅間山がはっきりと目の前に見えていました。頂上のほうは雪を少々、かぶっていました。山頂は素晴らしい眺めでしたが、少し雲りがちだったのは残念です。



浅間隠山、1756mです♪



遠くを見ると、いい感じに雲がかかっていて、幻想的な雰囲気に包まれていました。



後ろを振り返るとまったく異なる景色を見ることができます。





しばらく待って晴れるのを待とうかと思いましたが、さすがにそれも面倒な気がしたので40~50分ほど山頂でゆっくりした後に、下山を始めました。下山したのは、14時10分。1時間ちょっとで下山することができました。

その後、はまゆう山荘という保養施設に行き、疲れた体を癒してきました。はまゆう壮は、建物はそれなりに立派なのですが、サウナはないし、リンス&シャンプーは薄めてあるし、体重計はないしで、ちょっとガックリでした。

特に、山に登った後は体重の変化を見るのが楽しみなのに、体重計が置いていないのはいただけないなと思いました。まぁ、個人的な要望に過ぎませんが・・・。



その後、松井田妙義インター経由で帰路に着きました。途中、以前に登った妙義山らしき山が夕焼けで赤く染まっていました。33号線を走っている最中に右側に見えた山なので、裏妙義山なのだろうか…。

妙義山を背に高速に乗り、そのまま家に帰りました。



浅間隠山は、山頂があたかもパノラマ展望台のようになっているので、よく晴れた日の眺望は最高だろうと思います。機会があれば今度は積雪の時期に行ってみたいな♪

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