No.08 谷川岳~八海山~奥只見湖~苗場山(旅行)/2009年10月23日~10月24日 |
2009年山行記一覧に戻る 家族7人(父・母・兄・兄嫁・姪・甥・自分)で一泊二日のツアー旅行に行ってきました。 家族で旅行に行くのは確か、6年前の北海道ツアー以来。 しかもその頃の僕は、写真にも興味が無かったし、面倒くさいという理由で行かなかったため、家族全員そろって旅行するのは子供の頃を除いては初めてのことでした。 群馬、新潟はちょうど紅葉真っ盛りっ!天候は快晴でした。今回はツアー観光ということで、細かな出来事はできるだけ端折らせていただきます。あらかじめご了承願います。 まず、初日の午前中は、谷川岳(たにがわだけ)に行きました。谷川岳ロープウェイに到着するや否や、すでにこの景色! 山全体が鮮やかに彩られていました。 谷川岳ロープウェイに乗って一気に高度をあげます。ロープウェイ代金は、なんと片道だけで 1200円!往復券で2000円もします。う~ん、いくら有名観光地といえどもちょっと高いような気がします。 ロープウェイで天神平までいき、そこからまた400円払って天神峠ペアリフトに乗ると、谷川岳をグ~ンと近くで眺めることができます。労せずしてここまで登れてしまうのはちょっと微妙な気もしますね。 谷川岳は、群馬・新潟の県境にある山で、日本百名山のひとつに数えられています。尾根づたいに山頂まで登っていきたい気持ちに駆られそうですが、ツアー旅行なのでそれも叶いません。 反対側方面に行くと、広大な自然を堪能できます。2本の木がまた絵になります。 紅葉シーズンなので、周りは人・人・人だらけ!人をいれないように写真を撮るのがとても面倒です。ツアーなので、この場所にいられる時間もわずかに20分程度しかありません。リフトやロープウェイの発車時刻を計算にいれて、下まで戻らなければいけないので、常に時間を気にしながら写真を撮っている状況でした。 リフトに乗ってまた天神平まで下ります。 谷川岳はどこから見てもカッコイイ!谷川岳の標高は、2000mにも満たないのに、複雑な地形と天候の変化が激しいために遭難者の数が群を抜いて多いのだそうです。 望遠レンズで、谷川岳の山頂付近を切りとってみました。 そろそろ集合の時間がきたので、ロープウェイに乗って谷川岳ベースプラザまで戻ります。ロープウェイから見た景色はいままでに見たことがないぐらいに綺麗でした。ロープウェイの窓は、おそらく偏光ガラスがつけられていて、紅葉がより鮮やかに見えるようになっていました。カメラのレンズにも、PLフィルターを装着していたので、窓を通して写真を撮ると、二重PLフィルターのような形になり、写真に虹彩が発生してしまいました。 初日の午後は、八海山へと行きます。八海山は、2週間前にわかなちゃんと行ったばかりですが、そのときはまだ本格的に紅葉が始まっていませんでした。今回は、すっかり紅葉し、2週間前とはまた違った雰囲気の八海山を眺めることができました。 2週間前に、確かにここにあったはずのススキの穂がごっそりと刈り取られていました。紅葉シーズンに向け、展望をよくするために意図的に刈ったのでしょうか・・・!? 集合の時間がきたので、ロープウェイで下ります。下の売店で、わかなちゃんへのお土産用に、しいたけ茶を買って帰りました♪ その後はバスに乗り込み、ワインが飲めるお店へ行きます。お酒を飲まない僕には全く面白くないところでした…(笑)。 僕は暇なので外にでてパシャパシャとのどかな風景を撮っていました。 1日目の宿泊ホテルは、グリーンプラザ上越です。 和室のお部屋でした。テーブルの上に置かれていた、ピリ辛のしいたけ茶がすごくおいしかったです♪ 明日の朝も晴れることを願って、お風呂に入ってからすぐに眠りにつきます。朝早く起きて、朝日を撮りにいきたいな・・・Zzz
5時半起床。外はうっすらと明るくなり始めていました。部屋の窓を開けると肌寒い。薄手のダウンジャケットを着て、三脚かかえて急いで外へ飛び出しました。小さな丘を急ぎ足で駆け下りていた瞬間、凍った土に足をとられて転倒・・・服が泥んこになりました。 午前5時起床。外はまだ暗い。窓を開けると山の方角に朝もやがでているのが見えました。もし、朝日がでるとしたらこの方角。僕はまだ薄暗い光を頼りに山道を歩いてくだっていきました。早くしないと明るくなってしまう。急がなければ。 だが、急ぎ足で走る僕は山の斜面のアイスバーンに滑って転んでしまいました。豪快な転び方でした。三脚ごとカメラがふっとびました(笑)。着替えたばかりの服が泥んこに・・・。 一気に憂鬱になり、このまま山を下るべきか悩んだ。しかし、ここまできていまさらひきさがれない。さらに 15分ほど下り、ようやく視界が開けたところでシャッターを切りました。なんてことのない1枚ですが、苦労して撮った1枚という思いがあります。 残念ながらこの日は曇りで、朝日が顔を出すことはなかった・・・。 |